スーパーの天ぷらは体に悪い?食べ続けるリスクと健康的な食べ方

スーパーの惣菜コーナーで販売されている天ぷらの盛り合わせと、「スーパーの天ぷらは体に悪い?食べ続けるリスクと健康的な食べ方」というタイトルをデザインしたアイキャッチ画像。

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スーパーの惣菜コーナーには、おいしそうな天ぷらが並んでいます。価格も手頃で、夕食のおかずやお弁当のおかずとして利用している人も多いでしょう。

しかし、「スーパーの天ぷらは体に悪い」「食べ続けると健康に悪影響がある」といった話を聞いたことはありませんか?

結論から言えば、スーパーの天ぷらそのものが危険というわけではありませんが、頻繁に食べ続けると健康へのリスクが高まる可能性があります。

この記事では、その理由と、健康への影響を抑えながらスーパーの天ぷらを楽しむ方法を解説します。

スーパーの天ぷらが体に悪いと言われる5つの理由

1. 油が酸化している可能性がある

スーパーの天ぷらが健康面で最も心配される理由は、「油の酸化」です。

天ぷらは170〜180℃ほどの高温で揚げられます。植物油は高温になると少しずつ酸化し、さらに時間が経つと酸化が進みます。

酸化した油には過酸化脂質などが増え、体内で酸化ストレスを高める原因になると考えられています。

もちろん、多くのスーパーでは衛生管理が行われ、一定時間で油を交換しています。しかし、揚げた後に数時間陳列されることで、空気や光に触れ、徐々に品質は低下していきます。

そのため、「できたて」と比べると、どうしても風味や油の状態は落ちてしまいます。

2. カロリーと脂質が多い

天ぷらは衣が油を吸収するため、比較的高カロリーです。

例えば、

  • エビ天:約80〜100kcal
  • ナス天:約90kcal
  • かぼちゃ天:約100kcal
  • かき揚げ:約300〜400kcal

といった具合です。

野菜だから安心と思われがちですが、油を多く吸うため、思った以上にカロリーがあります。

これを毎日のように食べ続けると、

  • 肥満
  • 高脂血症
  • 脂肪肝

などのリスクが高まる可能性があります。

3. 塩分を摂りすぎることがある

天ぷら自体の塩分はそれほど高くありません。

しかし、

  • 天つゆ
  • 市販のタレ

などを使うことで塩分量は増えます。

さらにスーパーのお惣菜は、味付けがやや濃い場合もあります。

塩分の摂りすぎは、

  • 高血圧
  • 心臓病
  • 脳卒中

のリスクを高めることが知られています。

4. 野菜不足になりやすい

スーパーで天ぷらだけを購入すると、

  • 炭水化物
  • 脂質

が中心となり、ビタミンや食物繊維が不足しがちです。

健康な食事では、

  • サラダ
  • 海藻
  • 豆類
  • きのこ

なども一緒に食べることが重要です。

5. 食べ過ぎにつながりやすい

揚げ物は香ばしく、満足感が高いため、つい食べ過ぎてしまいます。

また、スーパーでは、

  • 5個入り
  • 大盛り
  • 盛り合わせ

などの商品も多く、一人では適量を超えてしまうことも少なくありません。

食べ過ぎは胃腸への負担だけでなく、体重増加にもつながります。

スーパーの天ぷらは本当に危険なの?

ここまで読むと、「スーパーの天ぷらは危険なのでは?」と思うかもしれません。

しかし、必要以上に心配する必要はありません。

現在の日本では食品衛生法に基づき、多くのスーパーで衛生管理が徹底されています。

そのため、

  • 一度食べたから病気になる
  • スーパーの天ぷらは危険食品

ということはありません。

問題なのは、

毎日のように大量に食べ続ける生活習慣です。

健康への影響は、一回の食事ではなく、長期間の食生活全体で決まります。

健康的にスーパーの天ぷらを食べるコツ

① できるだけできたてを選ぶ

夕方よりも、揚げた直後の商品を選ぶほうが油の状態は良好です。

売り場で揚げ時間が表示されていれば参考になります。

② オーブントースターで温め直す

電子レンジだけでは油っぽくなります。

おすすめは、

  • 電子レンジで30秒ほど温める
  • その後オーブントースターで2〜3分焼く

という方法です。

余分な油が落ち、衣もサクサクになります。

③ サラダや味噌汁を一緒に食べる

天ぷらだけでは栄養が偏ります。

おすすめは、

  • キャベツ
  • ブロッコリー
  • トマト
  • 海藻サラダ
  • 味噌汁

などを組み合わせることです。

食物繊維が増えることで、血糖値の急上昇も抑えやすくなります。

④ 毎日ではなく週1〜2回程度にする

健康な人であれば、揚げ物を完全に避ける必要はありません。

目安として、

週1〜2回程度

であれば、多くの人にとって大きな問題になる可能性は低いでしょう。

大切なのは、毎日続けないことです。

⑤ 野菜の天ぷらを多めに選ぶ

エビや鶏肉ばかりではなく、

  • ナス
  • ピーマン
  • かぼちゃ
  • しいたけ
  • オクラ

などを選ぶことで、ビタミンや食物繊維を補えます。

もちろん、野菜の天ぷらも油を吸っているため、食べ過ぎには注意しましょう。

こんな人は特に注意

次のような人は、揚げ物の食べ過ぎに注意が必要です。

  • 高血圧と診断されている
  • 糖尿病がある
  • コレステロール値が高い
  • 脂肪肝がある
  • 心臓病のリスクがある
  • ダイエット中

これらに当てはまる人は、医師や管理栄養士の指導も参考にしながら食事内容を見直しましょう。

まとめ

スーパーの天ぷらは、適量であれば過度に心配する必要はありません。

しかし、食べ続けると、

  • 油の酸化による酸化ストレス
  • カロリー・脂質の摂りすぎ
  • 塩分過多
  • 栄養バランスの偏り
  • 肥満や生活習慣病のリスク

などにつながる可能性があります。

一方で、食べる頻度を週1〜2回程度に抑え、サラダや味噌汁を組み合わせるなどの工夫をすれば、健康への負担を軽減できます。

食事で大切なのは、「食べてはいけない食品」を作ることではなく、食べ方や頻度、全体のバランスを意識することです。

スーパーの天ぷらも、上手に取り入れながら、おいしく健康的な食生活を目指しましょう。