やる気がないわけじゃない|イライラ・過眠・読めない…その不調の正体

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「もしかして、うつなんじゃないか…」

そう思って心療内科を受診したら、
「うつではありません」と言われた。

でも──
つらさは消えない。
むしろ「じゃあ、この状態は何なの?」と不安が増える。

そんな経験はありませんか?

実は、近年とても多いのが
「うつに似ているけれど、原因が別にある不調」です。

今回は、よく見られる10の症状を手がかりに、
「やる気がないわけではない不調の正体」を、できるだけ分かりやすく解説します。

一見バラバラに見える10の症状

まずは、よく挙げられる症状を整理してみましょう。

  • イライラする
  • 朝、起きられない
  • 誰にも会いたくない
  • 甘いものが異常に欲しい
  • コーヒーがないと脳が動かない
  • 何かに追われている感覚がある
  • お風呂に入るのが極端に億劫
  • 休みの日も泥のように寝て終わる
  • 簡単な文章なのに、何度も読み返さないと頭に入らない

性格の問題にも、生活習慣の問題にも見えます。
実際、周囲からはこう言われがちです。

  • 「怠けてるだけじゃない?」
  • 「年のせいでしょ」
  • 「気合が足りない」

しかし──
これらは意志の弱さではありません。

ポイントは「症状」ではなく「根っこ」

重要なのは、
症状が違っても、根っこが同じ場合があるという点です。

このケースで多い共通原因は、次の3つが重なった状態です。

① 脳の慢性的な疲労

  • 情報過多
  • マルチタスク
  • 終わらない不安思考

👉 脳が休めていない

② 自律神経の切り替え不全

  • 交感神経が下がらない
  • 「休むスイッチ」が入らない

👉 休んでも回復しない

③ エネルギー調整の乱れ(血糖・ホルモン)

  • 甘いもの・カフェインに依存
  • 疲れを刺激でごまかす

👉 一時的に持ち上げて、後でドッと落ちる

なぜ「うつ」とは診断されないのか

医療の現場では、
「抑うつ症状」=すべて「うつ病」ではありません。

  • 強い希死念慮がない
  • 気分の落ち込みが持続的ではない
  • 日によって波がある

こうした場合、
「うつ病の診断基準」には当てはまらないことが多いのです。

しかし──
診断名がつかない=問題がない、ではありません。

症状別に見る「正体」

● イライラ・不安感

→ 脳が常に緊張状態
→ 自律神経が“戦闘モード”から戻れない

● 過眠・起きられない

→ 睡眠の量ではなく質が落ちている
→ 脳が回復しきらず、強制シャットダウン状態

● 読めない・集中できない

→ 加齢ではなく認知エネルギーの枯渇
→ ワーキングメモリが一時的に低下

● 甘いもの・コーヒー依存

→ エネルギー不足を刺激で補っているサイン
→ 本来は「休養」が必要

これは「サボり」ではない

ここが、いちばん大事なポイントです。

この状態の人は、
本当はちゃんとやろうとしている人です。

  • 責任感がある
  • 周囲に迷惑をかけたくない
  • 以前はちゃんと動けていた

だからこそ、
「動けない自分」を責めてしまう。

しかし実際は、

壊れているのは「気合」ではなく
回復システムです。

回復の第一歩は「正体を知ること」

無理に前向きになる必要はありません。
まず必要なのは、

  • 自分を責めるのをやめる
  • 「怠け」や「老化」と決めつけない
  • 回復には順序があると知る

ノジオヒールでは、
こうした状態を
「心と脳のエネルギー低下状態」として捉えています。

病名よりも、
今どこが消耗しているかを見ることが重要です。

まとめ|あなたの不調には理由がある

  • 症状がバラバラでも、根っこは同じことがある
  • やる気の問題ではない
  • 年齢や性格のせいでもない
  • 正体を知るだけで、回復は始まる

もし今、
「何もしていないのに疲れている」
「休んでも回復しない」
と感じているなら──

それは、あなたが弱いからではありません。

ちゃんと理由があります。