不眠症はなぜ起こるの？ネット社会が生んだ「脳の未完了処理」

今、日本で「眠れない」「夜中に目が覚めてそこから寝れない」が増えています。
実際、50代でも高校生でも、20代でも…あらゆる世代で不眠相談が増えています。

では、なぜ不眠になるのか？

医学的には交感神経が夜に下がらない、睡眠ホルモンが少ない、光刺激、生活リズム…いろいろ語られますが、現代で一番の本質原因はコレだと思います。

→脳が未完了だらけになっている

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「終わらない情報」「無限の通知」「未読を処理しきれない」

脳は“いつまでもやり残しがある状態”と思い続けています。

この“未完了”が脳をずっと戦闘モードにしてしまう。
交感神経が深夜まで下がらない。

これが不眠症の最大トリガー。

特に最近、夜中に４～５時間で目が覚め、そのまま眠れなくなってしまう人が多い。
※専門医でも、今「中途覚醒不眠」の相談が急増中と話す人もいる。

４～５時間で目が覚める理由

・7～8時間睡眠が習慣だった人でも
・若いとき寝れた人でも

40代以降から「睡眠ホルモン（メラトニン）」は自然に減る。
そして、脳が“未完了だらけ”だと、身体は「深い睡眠を後半に回せなくなる」。

だから、

• 90分×2セットの深い睡眠
  （＝4～5時間）

でひとまず“回復”が一旦終わり、脳が勝手に「もう起きていい」と判断してしまう。

ここが今の日本の不眠の最大のトレンド。

じゃあ、目が覚めてしまった時の対処法は？

NG行動

• スマホ触る（最悪）
• SNS見る
• メール返信する
• YouTube開く
• Xの反応確認する

脳が「未完了」「タスク開始」に戻る → 完全終了。

正しい対策

① 紙メモを置いておく
目が覚めて頭に浮かんだ「やること」を全部書く。
・記事ネタ
・明日の段取り
・返信する相手
これだけで脳は「処理した」と錯覚する。

② 深呼吸30秒
腹式呼吸で副交感神経を戻す。
30秒で完全に体が変わる。

③ 再入眠できなくても焦らない
「寝れなきゃダメだ」と思った瞬間、交感神経がMAXになる。
むしろ「休めてるからOK」と受け入れた方が２度寝しやすい。

④ 朝の光でリセットする
起きたらカーテン開ける。
体内時計リセット →夜の睡眠が安定する。

みんなの声（実際の悩み例）

• 「夜中に3時に目が覚めてTwitter見たら完全に目が冴える」
• 「寝る前の仕事メールチェックが一番ダメだったと気付いた」
• 「布団の横に紙メモ置くだけで翌朝まで寝れること増えた」

SNSが日常の一部になった今、多くの人が“認知の未完了”に苦しんでいる。

まとめ

不眠症は単に睡眠の病気ではなく
「現代人の処理しきれない情報量と未完了の積み上げ」から起きる現象。

睡眠は“量”より“質”。

そして質は「脳を夜に終わらせる」ことで決まる。

紙のメモと
深呼吸と
起きたときの受け入れ。

これが今、最も現実的な中途覚醒対処法です。

ネット社会で戦い続けている脳を、夜だけは休ませてください。