ほくろの痛みは悪性黒色腫のサイン?背中のほくろに気をつけるべき理由
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question
背中にあるほくろが、 時々チクっと痛い気がするんですがどうですか?
ほくろの病気?
背中のほくろが痛むときは、ほくろの病気の可能性があります。ほくろは良性の腫瘍ですが、悪性に変化することもあります。悪性のほくろは、悪性黒色腫と呼ばれる皮膚がんの一種です。悪性黒色腫は、ほくろの色や形が変化したり、痛みやかゆみ、炎症、出血などを伴うことがあります。
悪性黒色腫は早期発見・治療が重要です。悪性黒色腫の早期症状には、ABCDEルールと呼ばれる5つの特徴があります。それは以下の通りです。
- 非対称性(Asymmetry)……ほくろの形が左右非対称
- 輪郭がギザギザしている(Border)……ほくろと周辺の皮膚の境界部分がギザギザしていたり、周辺の皮膚に色素がにじみ出ていたりする
- 色のムラ(Color)……ほくろの色が均一でなく、色ムラがある
- 大きさが大きい(Diameter)……ほくろの直径が6mm以上
- 変化している(Evolving)……ほくろが大きくなったり、色や形などが変化したりしてきている
もし自分のほくろがこれらの特徴に該当する場合には、皮膚科を受診することをおすすめします。皮膚科では、ダーモスコピー検査という特殊なルーペでほくろを観察する検査や、生検というほくろを切除して顕微鏡で見る検査などを行って、ほくろの状態を診断します。
背中のほくろが痛むときは、悪性黒色腫の可能性があるということを覚えておいてください。自分のほくろの様子を定期的にチェックして、変化があれば早めに医師に相談しましょう。
悪性の心配
ほくろが痛む原因は、大きく分けて2つあります。
1つは、ほくろの下に炎症や腫れが起こっている場合です。これは、ほくろに細菌やウイルスが感染したり、ほくろの周囲の皮膚が擦れたりして起こることがあります。
もう1つは、ほくろそのものが悪性黒色腫に変化している場合です。悪性黒色腫は、皮膚がんの中でも最も悪性度が高い腫瘍です。
背中のほくろが時々チクっと痛む場合は、まずはほくろの様子をよく観察してみてください。ほくろの形や大きさ、色、周囲の皮膚の状態に変化がないか確認しましょう。
もし、ほくろの形や大きさ、色が変化していたり、周囲の皮膚が腫れたり、出血したりしていたりする場合は、早めに皮膚科を受診してください。
なお、ほくろが痛む場合でも、必ずしも悪性黒色腫とは限りません。しかし、悪性黒色腫は早期発見・早期治療が重要であるため、痛みなどの症状が現れた場合は、念のため受診することをおすすめします。
具体的には、以下の点に注意して観察してみてください。
- ほくろの形:不規則な形になっている
- ほくろの大きさ:急に大きくなっている
- ほくろの色:褐色や黒色だけでなく、赤や青、白など、他の色が混じっている
- ほくろの周囲の皮膚:腫れている、かゆい、出血する
もし、これらの症状のいずれかが見られる場合、悪性黒色腫の可能性があります。早急に皮膚科を受診するようにしてください。