45歳からのシミ対策!ハイドロキノンが効かないときの次の一手

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次のような投稿があります。
「45歳ころから、顔にメラニン色素沈着のシミがいくつか目立つようになりました。
メラノCC で取れたのもありますが、あとは取れません。
ハイドロキノンの入ったクリームをつけていますが、効果が感じられません。良い方法を教えて下さい。」

シミ対策、真剣に取り組んでおられるんですね。

年齢とともに増えるメラニン沈着は多くの方が悩まれることなので、しっかり対応していきましょう。

以下に、シミを薄くする/改善するための有効なアプローチをいくつかご紹介します。

現在のケアの見直しポイント

  1. ハイドロキノンの濃度と使い方
    ハイドロキノンは濃度が2%以下だと効果が弱く、4%以上で効果が期待されます。ただし、高濃度は刺激が強く、赤み・かぶれが出る場合もあります。夜だけ使用し、朝は必ず日焼け止めをしっかり使いましょう(紫外線で逆にシミが濃くなることも)。使用開始から3か月ほど続けて効果を判定するのが一般的です。
  2. メラノCCは軽度のシミに有効
    メラノCCはビタミンC誘導体配合で、軽い炎症後色素沈着などには効果がありますが、頑固なシミ(老人性色素斑など)には不十分なこともあります。

より強力なアプローチ

  1. トレチノイン+ハイドロキノン療法(医師処方)
    トレチノインは肌のターンオーバーを促進し、シミを表皮から押し出す働きがあります。ハイドロキノンと併用することで相乗効果が期待され、皮膚科での処方が基本ですが、個人輸入でも手に入ります(ただし注意が必要です)。
  2. 美容皮膚科でのレーザー治療
    頑固なシミには「Qスイッチルビーレーザー」などが効果的です。1回で消えることもあれば、数回必要な場合もあります。費用は1か所5,000〜20,000円ほど。終了後のUVケアと保湿が非常に大切です。
  3. IPL(フォトフェイシャル)
    レーザーよりマイルドですが、広範囲に作用してシミ・くすみ・赤ら顔などに効果があります。回数は複数必要(5回〜)、1回1〜2万円程度です。

毎日のケアで大切なこと

  1. 紫外線対策
    日焼け止めはSPF50+、PA++++を選び、2〜3時間おきに塗り直しましょう。晴れの日だけでなく、曇り・室内でも必要です。
  2. 保湿ケア
    肌が乾燥しているとターンオーバーが乱れ、色素が残りやすくなります。セラミド・ヒアルロン酸など保湿力の高い成分を取り入れてください。
  3. 内側からのケア
    トラネキサム酸(内服)は肝斑やシミ全般に有効です。市販の「トランシーノ」などが代表例。ビタミンC/Eの摂取も抗酸化作用でシミ予防に役立ちます。

おすすめのステップ

  1. 市販薬やハイドロキノンを3か月使っても改善しない場合は、皮膚科を受診する
  2. 比較的安価なIPLやレーザー治療を検討する(費用対効果が高い)
  3. 継続的に紫外線対策と保湿ケアを徹底する

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