風邪薬はウイルスに効かない?風邪の原因と対策

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風邪にかかったときに、風邪薬を飲まないほうが良い理由を教えてください。

回答

風邪薬を飲まないほうが良い理由は、以下のようなものがあります。

したがって、風邪薬を飲むかどうかは、症状の程度や自分の体調によって判断する必要があります。風邪薬を飲む場合は、用法・用量を守り、症状に合ったものを選ぶことが大切です。

風邪の初期におすすめの葛根湯

医師からもらう風邪薬で、PLというのがありますが、これは何なのですか?

PLという風邪薬

PL配合顆粒は、非ピリン系の総合かぜ薬で、解熱鎮痛薬や抗ヒスタミン薬など4つの有効成分の作用により、熱を下げ、頭、関節、筋肉、のどの痛みをやわらげ、鼻水・鼻づまりなどのかぜの症状を改善します。通常、感冒もしくは上気道炎に伴う、鼻汁、鼻閉、咽・喉頭痛、頭痛、関節痛、筋肉痛、発熱の改善や緩和に用いられます。使用上の注意や副作用、併用禁忌・注意などの詳細情報は、医師や薬剤師にご相談ください。また、お薬のパッケージや添付文書にも記載されていますので、そちらもご確認いただくと良いでしょう。

この薬は風のウイルスには効いていないのですか?

PL配合顆粒は風邪の症状を緩和するための薬であり、風邪ウイルス自体に直接作用するものではありません。この薬は、風邪によく見られる症状である発熱、頭痛、鼻水、鼻づまりなどを改善するために使用されますが、ウイルスそのものを除去したり、感染期間を短縮する効果はありません。新型コロナウイルスやインフルエンザウイルスなどのウイルスに対しても同様で、ウイルス感染症によって起こる症状を緩和するだけで、ウイルス自体には効果がないとされています。風邪の治療には、休息を取ることや十分な水分補給が重要ですし、症状が重い場合や長引く場合は、医師の診察を受けることをお勧めします。

葛根湯が風邪に効くと言いますが、この理由を教えてください。

葛根湯の効能

葛根湯は、風邪のひきはじめに効果的な漢方薬です。葛根湯には、体を温めて発汗させる作用があります。発汗作用によって、体表の毒素を排出し、気血の流れを改善し、免疫力を高めてウイルスを退治します。また、葛根湯は、炎症を抑えて症状を和らげる作用もあります。葛根湯には、桂皮、麻黄、生姜、葛根、芍薬、大棗、甘草という7種類の生薬が含まれています。それぞれに以下のような働きがあります

  • 桂皮(ケイヒ):体を温めて発汗させる。頭痛や関節痛を和らげる。
  • 麻黄(マオウ):鼻水や鼻づまりを改善する。発汗を促す。
  • 生姜(ショウキョウ):体を温めて発汗させる。咽喉の痛みや咳を和らげる。
  • 葛根(カッコン):首や肩のこりをほぐす。発汗を促す。
  • 芍薬(シャクヤク):筋肉の緊張を緩和する。発熱や頭痛を和らげる。
  • 大棗(タイソウ):胃腸の働きを整える。精神を安定させる。
  • 甘草(カンゾウ):炎症を抑える。他の生薬の働きを補助する。

葛根湯は、風邪の初期段階で服用すると効果的ですが、風邪が長引く場合や発汗が多い場合は向きません。また、麻黄や甘草などの生薬は、副作用が起こる可能性もあります。副作用としては、発疹、発赤、不眠、発汗過多、頻脈、動悸、食欲不振、排尿障害などがあります。服用前には医師や薬剤師など専門家に相談するのがおすすめです

風邪の初期におすすめの葛根湯