緑黄色野菜を食べないと白内障になりやすい?関連性と予防法を解説

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私の身近な人の話です。
この人は子どもの頃から緑黄色野菜をほとんど食べない生活を続けてきました。
好き嫌いのレベルではなく、味噌汁に入っている刻みネギを一つひとつ取り除いて食べるほどです。
その生活を50年以上続けた結果、54歳で両目の白内障と診断され、手術を受けることになりました。
もちろん、この出来事だけで「野菜不足が白内障の原因だった」と断定することはできません。
しかし、「緑黄色野菜を全く食べない生活」が目の健康に影響した可能性はあるのでしょうか。
医学的な知見をもとに解説します。
緑黄色野菜を食べないことと白内障の関係
結論からいうと、
緑黄色野菜を食べないことだけで白内障になるとは証明されていません。
白内障は、
- 加齢
- 紫外線
- 糖尿病
- 喫煙
- ステロイド薬の使用
- 遺伝
など、複数の要因が重なって発症すると考えられています。
しかし、緑黄色野菜を長期間食べないことが、白内障のリスクを高める可能性はあります。
緑黄色野菜に含まれる目を守る栄養素
緑黄色野菜には、目の健康を維持する重要な栄養素が多く含まれています。
ルテイン
ほうれん草やケールなどに多く含まれる成分です。
目の水晶体や黄斑部に存在し、
- 紫外線
- ブルーライト
- 活性酸素
から目を守る働きがあります。
ゼアキサンチン
ルテインと同じカロテノイドの一種です。
水晶体の酸化を抑える働きがあり、白内障や加齢黄斑変性との関連が研究されています。
ビタミンC
水晶体はビタミンCを大量に含む組織です。
ビタミンCは強い抗酸化作用があり、水晶体のタンパク質が酸化して濁るのを防ぐ働きがあります。
ビタミンE
細胞膜を酸化から守るビタミンです。
目の老化を遅らせる可能性があるとされています。
54歳で白内障の手術は早いのか
白内障は一般的に60~70代以降に増える病気です。
そのため、54歳で手術が必要になるケースは比較的早い部類に入ります。
もちろん、
- 糖尿病
- 強い近視
- 紫外線
- ステロイド薬
- 遺伝
などによって50代で手術になる人も珍しくありません。
しかし、野菜不足が長期間続いていた場合には、栄養面も一つの要因として考える価値があります。
野菜不足以外にも考えられる原因
白内障は一つの原因だけでは説明できません。
次のような要因も重要です。
- 加齢
- 紫外線を多く浴びる生活
- 糖尿病
- 喫煙
- 飲酒
- 遺伝
- ステロイド薬の長期使用
これらが重なることで発症リスクは高くなります。
白内障を予防するための生活習慣
緑黄色野菜を毎日食べる
おすすめは
- ほうれん草
- 小松菜
- ブロッコリー
- にんじん
- かぼちゃ
です。
毎日少量でも継続することが重要です。
紫外線対策をする
紫外線は水晶体を酸化させる原因になります。
外出時は
- UVカットサングラス
- 帽子
などを活用しましょう。
禁煙する
喫煙は白内障のリスクを高めることが知られています。
目だけでなく全身の健康のためにも禁煙は大切です。
糖尿病を予防する
糖尿病では白内障の進行が早くなることがあります。
適正体重を維持し、運動習慣を身につけましょう。
野菜が苦手な人はどうすればよい?
どうしても緑黄色野菜が苦手な人は、
- 細かく刻んでスープに入れる
- カレーに混ぜる
- スムージーにする
などから始めるのがおすすめです。
それでも難しい場合は、医師や管理栄養士に相談したうえで、ルテインなどを含むサプリメントを検討する方法もあります。
ただし、サプリメントはあくまで補助であり、食事の代わりにはなりません。
まとめ
緑黄色野菜を全く食べない生活が、白内障の直接的な原因であるとは医学的には断定できません。
しかし、緑黄色野菜にはルテインやゼアキサンチン、ビタミンCなど、目の健康を守る栄養素が豊富に含まれています。
長期間これらの栄養素が不足すると、目の老化が進みやすくなる可能性は十分考えられます。
実際に、私の身近な人は子どもの頃から緑黄色野菜をほとんど食べず、54歳で白内障の手術を受けました。もちろん、加齢や遺伝、生活習慣など他の要因も関係していた可能性がありますが、食生活を見直すきっかけになる事例だと感じています。
目の健康は一朝一夕では守れません。将来の視力を維持するためにも、今日から少しずつ緑黄色野菜を取り入れる食習慣を始めてみてはいかがでしょうか。


